【発掘調査】徳川家康の駿府城の内側から豊臣秀吉が築かせた城を発見!2日間限定臨時公開!
- 2018年10月18日
●発掘情報館きゃっしる〔別館〕(HPはこちら ) ※掲載内容転載 以下同文
<お知らせ>
今回新たに発見された天守台の周辺の見学路を2日間限定で臨時公開します!
石垣を間近で見学できますので、ぜひご参加ください!
日時:平成30年10月20日(土)、21日(日) 9:00~16:00(荒天時中止)
場所:静岡市葵区駿府城公園1-1 駿府城跡天守台発掘調査現場
随時調査員の説明を行います。
※見学の事前申込は不要です。
※入場料は無料です。
※調査現場内は足元が悪いため、運動靴等でお越しください。
※金箔瓦の展示は行いません。現在、金箔瓦を展示するための準備作業(保存処理など)を行っています。金箔瓦の展示は平成30年11月22日(木)からを予定しています。
<発掘調査で発見された内容について>
~金箔瓦と”秀吉が築かせた天守台”が出土~
天守台の発掘調査で新たな発見がありました。
見つかったのは、金箔で装飾された瓦(金箔瓦)330点と、徳川家康の駿府城とは異なる形状の石垣=秀吉が築かせた天守台=(大きさ:南北約37m×東西約33m)の2つです。
専門家の先生にお聞きした結果、今回発見されたのは、天正18年(1590)に、豊臣秀吉が、子飼いの部下である中村 一氏(なかむら かずうじ)という武将に築かせた城であることが分かりました。
当時、この城の天守台の上には、金箔瓦を使用した豪華絢爛な天守が建っていたと考えられます。
●平成30年度の体験発掘のお知らせはこちら
※申込期限:10月24日
※今年が発掘を体験できる最後のチャンスですので、この機会をお見逃しなく!